美瑛ツーリング2007
この日は快晴で空が青かった。
雲一つない空よりも、ちょっと雲があった方が、空の表情が出て、良いと思う。
北海道はお盆過ぎになると急に寒くなると言うけれど、今年は、ラニーニャ現象のおかげで、9月になった今でも、夏の暖かさの中でバイクを楽しめる。
これも名前があるのだろうか。
親子の木からほど近い場所。
雲の切れ間から、向こう側にだけ光が当たって、とても神秘的だった。
ただのデジタルカメラでも景色がすばらしいから綺麗にとれる。
デジタル一眼レフだったら、もっと綺麗に撮れるのだろうか。
腕が追いつかないので、まだ今のデジカメで十分ではあるけど。
ちょっと前の写真だけど。
バイクを九州の実家に送ることになったので、これが最後の訪問だろう。
思えば4月から何度この場所を通ったことか。
美瑛の季節の変化を体感することができた。
さすがに冬は無理だったが。(というか冬は路自体閉鎖される)
いまさらながら、定点観測して四季の変化を記録しておけばよかったと思う。
看板が小さいので素通りしがち。
冬は閉鎖。
緑の丘を縫っていく。
デジタル一眼レフが欲しいと思っていたけど、めんどくさそうなのでやめた。
別に美瑛でなくても草原はあるのだが、やっぱりここは格別。
セブンスターの木。
近くに駐車場があるから、ひっきりなしに観光客が来る。
また、白樺の木が数本、道路沿いに並んでいて、とても綺麗。
手前にはセブンスターの木
さすがにこの時間は人もいない。
畑に鹿が一頭たたずんでいた。
5時過ぎに研修を終えて、バイクを急がせ、パッチワークの路に行ってきた。
さすがにこの時間、人は少ない。だんだん日が落ちるのが早くなってきた。
まだセブンスターの木近くの駐車場には観光客がいる。
これからどんどん人が引いていく。
空がだんだんと茜色に染まっていく。
5月ころ、このあたりで鹿が一頭畑の中にたたずんでこっちを見ていたことがある。
すぐに逃げてしまったが、北海道らしさを印象づける出来事だった。
蛙の大合唱の中、撮ってみた。
夕焼けはそれほど出なかったが、日が落ちる寸前の風景はやっぱり感動する。
日が当たらなくなって、急に肌寒さを感じた。