あおぞら🍀ブログ

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阿蘇バイクツーリング2008


この三連休を使って阿蘇ツーリングに行ってきた。
自分は鹿児島在住なので、阿蘇は隣の県(熊本)ではあるが、高速を使わないとかなりしんどい。阿蘇までは高速使って200㎞余りある。
250単気筒のst250乗りとしてはちと高速は不安だったが、今回初めて利用することにした。
鹿児島北ICから熊本ICまで2時間半くらいかかった。高速域の振動にも途中から慣れてきて、今後も高速使ってロングツーリングしたくなった。
写真は、国道57号線から道の駅大津がある交差点を左に入ったミルクロードにて。
ちなみに、帰りに気付いたが、阿蘇方面に向かう国道57号線は、道の駅大津より阿蘇側はずーっと渋滞だった。自分はミルクロードを使ったので事なきを得たが、あの渋滞では阿蘇に着く前に疲れてしまうだろう。休日はミルクロードと県道23を使って阿蘇に向かうことをオススメしたい。

 


これほど緑一色の交差点はあまりないかと。
ミルクロード(県道339)と県道23が交わるところ。
ここに来てやっと阿蘇にいるという実感がわいてきた。

 


先ほどの緑の交差点からちょっと登ったところ。
風車が立ち並んでいるのを見ると、北海道はオロロンラインを思い出す。

 


かぶと岩。

ミルクロードを大観峰に向かう途中にある。
崖の突端に立てば、阿蘇五岳を一望できる。
この日は、中国に逸れた台風の影響でやや雲があったのが残念。

 


大観峰

バイクの聖地と聞いていたが、そのとおりだった。
ものすごいバイクの数。ほとんどはマスツーリングなので、ちょっと居心地悪い。
しかも大型が多い。
250なんて数えるほどしかいなかったような。
ラジコンの飛行機(というかグライダーみたいな薄いやつ)を飛ばしている人が何人か居た。
アクロバティックな操縦で観光客を喜ばせていた。

 


たくさんのバイクとすれ違うが、もう二度と会うことはないだろう。

・・・と思ってたけど、みんな阿蘇をぐるぐるしているので、数回会う人もいたりする。

 


気付けば走行1万㎞。
去年の4月、走行距離2000㎞だったこのバイクを譲り受けてから8000㎞も走ったことになる。
いろいろ忙しかった割には結構乗っていると思う。

 


7時ころ再び大観峰に行ったが、入り口の門が閉まっていた。
たしかに、開放しっぱなしだと溜まり場になりそうだ。
付近の空き地では、キャンピングカーを停め、コーヒーをすする老紳士がいた。
今夜はここで星を見るのだろう。うらやましい。

ところでテント泊は禁止なのだろうか。スペース的には結構あるので、可能なら今度キャンプしてみたい。

 


大観峰にほど近い、内牧(うちのまき)温泉の旅館に泊まった。
しかし、一つの大部屋を薄いパーテーションで区切ったからなのか、隣の中国人カップルの話し声が筒抜け。中国語はあまりわからないので、会話の内容に興味を持たないで済んだのがせめてもの救い。
早朝に温泉に入り、生き返ったところで、阿蘇パノラマライン(県道111)→国道325→国道265と阿蘇山の外輪をなぞってみる。

写真は、国道212にて。入り組んだ道が多い阿蘇において、珍しくまっすぐの道。内牧温泉から阿蘇に向かう一直線が気持ちいい。

 


阿蘇パノラマライン。

県道111を登っていくと、やがて牛や馬がたくさんいる牧場が現れる。
ここ一帯は牛馬優先の標識がある。
奥には阿蘇市の町並みが見える。

 


阿蘇パノラマラインは、牧場を過ぎたあたりから素晴らしい景色が広がる。
個人的には、展望が開けているという点で、知床以上に走っていて気持ちがいい。
人間、たまには自然に触れないとおかしくなると思う。

 


阿蘇パノラマラインを、草千里ヶ浜(雲でいまいち良く見えなかった)を抜けて中岳方面へ。
噴煙を上げる中岳を間近に見ることができる。
写真の左がそれである。わかりにくいかと思うが、雲ではなく、噴煙。

 


ところどころにこういった沼がある。
草原の緑と空の青を反射して、風景にアクセントを加えている。
同じ活火山でも、桜島の風景ともまた違う気がする。
桜島はもっと溶岩むき出しの岩場が多く、あまりこういった広い草原は見られない。

 


阿蘇山公園道路

バイクだと通行料100円。
せっかくだから行ってみる。
ちなみにロープウェイもある。

 


100円出して来た甲斐があった。
中岳の火口をのぞき込むようにしてみると、火山ガスの隙間からエメラルドブルーの液体が見える。
火山のイメージは赤なので、なんだか不思議だが、別府にもこういう地獄があったのを思い出した。
ちなみに、この日自分が背負っていたカリマーのリュックの色にそっくり。

 


中岳を見た後、外輪を一周してまた阿蘇パノラマラインに入り、今度は途中で県道298に逸れてみた。
しばらくすると、この米塚が最接近。
実はそれ以前からちらちら見えていたので気になっていたのだが、自然にできたにしては、特異な形だ。
写真ではわからないが、頂上部分は窪んでいる。
神様が米俵を積んでできたから「米塚」らしい。
かつては人も上れたそうだ(かすかに踏み跡が見える)が、現在は立ち入り禁止となっている。段ボールで上からそりすべりをしたら面白そうだ。下手したら死ぬけど。