阿蘇バイクツーリング2008 その2
7月に続き、懲りずに阿蘇までツーリングに行ってきた。
鹿児島北インターから熊本まで170㎞ほど、2時間半くらいかかる。
高速に乗るとst250eの非力さがわかるが、それでも手放す気にはならない。
今回は熊本方面から県道28号線をひた走り、風車が多くある俵山峠経由で阿蘇入りすることにした。
天気予報では次第に崩れると聞いていたが、なんとか青空は見える。
ツーリングは晴れているほど楽しい。
それにしてもこの太陽、カンカンである。
ちなみに俵山峠の展望台は旧道の方にある。トンネル手前で右に入る。扇坂、七曲がりというのにふさわしい、狭くて急でくねくねの道だった。
七曲。
俵山峠を東側に下る道。
ここから国道325に合流して白川水源を目指す。
白川水源。
名水100選にも選ばれている、日本で一番おいしいとされている水源。
持参の水筒やペットボトルに水源の水をいれる人が多い。空のペットボトルが近くの売店で売っている始末。
ただし、水源に近づくには100円が必要。
ひしゃくですくって飲んでみたが、たしかにおいしい。暑くてのどがかわいていたことをさっ引いても、ほのかに甘くてこくがある?気がする。
今度はちゃんと1リットルくらいのペットボトルを持ってこようと思う。
白川水源をアップで捉えたもの。わかりづらいが、わき水が湖底の砂を巻き上げている。
外観上もとても蒼く澄んでいて綺麗。北海道の神の子池なみに感動した。ちなみに神の子池の水は飲めない。と思う。
喉も潤ったところで、国道325をやや西に戻り、県道111を南側から登ることにする。
一休みして景色を眺めていると、下からツーリング集団が登ってきた。
気のせいか、アメリカンが目立つ気がする。
強制的に集団と記念撮影。
シャッターのタイミングがシビアだった。
単気筒のトルクを生かして急勾配をどんどん登る。
単気筒は、バイクが必死に頑張っている感じなので愛着がもてる。
さきほどまで俵山峠にいたのだが、だいぶ遠くまで来たような印象だ。
風車群がとても小さく見える。
牛馬優先の標識を地でいく光景に遭遇した。
県道298に向かわず、そのまま県道111を北側に向かう途中での出来事。
牛は集団で行動するので、1匹渡ったからと言って安心してはいけない。しかも結構一歩目が素早いので、下手したら衝突する。反対車線はちょっとした牛渋滞が起きていた。
草千里ヶ浜。
7月に来たときは全然人が歩いていなかったのに、今回はとても多くの人が散策をしていた。ところどころに牛のフンがあるので十分注意しないと車の中がとんでもないことになる。
乗馬をしている親子連れが目立った。ちびっこ一人だけでも乗れるようだ。
これといってなにがあるというわけではない。
でもなんだか立ち寄りたくなる、そんな場所。
今回は阿蘇山公園道路を通って火口まで行くことはしなかった。
前回行って大体どんな感じかわかったし。
したがって、今回はミラー越し。
米塚を上方から見られるところがあったので、一枚撮影。
ずっと「こめづか」だと思っていたが、「よねづか」だった。
青空さえあれば、どういう被写体だろうが綺麗な写真になる気がする。
結局、広い空を見るためにツーリングをしている気がする。
青い空が好きなので、青フレームのst250eも好き。
お決まりの表現だが、町並みがジオラマのように小さく見える。
ここ全体が巨大なカルデラである事実に改めて驚く。
ここから見る阿蘇連峰は、涅槃像とも言われている。
仰向けに寝ているお釈迦様が見えるだろうか?ちなみに頭は左側。
旭川ナンバーであることがばれてしまう写真。
たまに、北海道から来たの?って見知らぬ他人に驚かれるが、説明がめんどうくさいので、「はい、今日九州に上陸しました!」とかなんとか適当に切り抜けている。