松山バイクツーリング2009GW
江川崎の民宿で食べきれないくらいの朝食を頂き、松山に向かって出発。
一度宇和島に出て、海岸沿いをひた走る。
四国の西海岸は海の透明度が高くバイクツーリングに適している。
ただ、海岸線だけあって非常に入り組んでおり、地図の見た目以上に時間がかかることは覚悟しなければならない。
海岸線といってもリアス式海岸なので、間近に山が迫っており、このようなトンネルもいくつか見られる。
これは、ほぼ一車線で離合困難なトンネル。
写真を撮るときは、人工物(電線や電柱、ガードレール)をできるだけ入れないよう工夫しているが、なかなかそうもいかない場面もある。
ザクティというサンヨーの安いカメラ(動画撮影機能がメインのようだ)で撮影し、画像ソフトである程度修正をかけているが、前使っていたオリンパスのデジカメよりも青が薄い気がする。空や海、バイクの青を撮ることが多いのでこれはちょっといただけない。
オリンパスのカメラを改めて買いたいのだが、XDピクチャーカードというやや割高な記録媒体のため、購入を迷っている。
また、自転車やバイクの旅に持っていきたいので防水防塵機能があるものがいいが、そうなると肝心の撮影機能がやや低下するらしい。
右は一枚岩の絶壁、左はすぐ下が海というスリリングな道が多い。
タイトコーナーが多いのでスピードの出しすぎは禁物。
幸いなことに?自分のバイクはそんな危険なスピードは出ない。
それほど期待していなかったのにこのような綺麗な海に出会うと、嬉しくなる。
緑のなか、単気筒でひた走る。
木漏れ日が美しい。
この構図を試さないと気が済まない今日この頃。
桜島の火山灰でライトのメッキが傷ついてしまった。
日本一海に近い駅、下灘駅。
青春18きっぷのポスターとして有名駅らしい。
キムタクもドラマ「ヒーロー」の撮影で来たとか。
昔は海と駅との間の国道がなかったのでさらに近かったそうだ。
こういう駅で降りてみたい。
でも一度降りると次の電車まで1時間とかざらなので困る。
道後温泉。
午後4時前に到着した。まだそんなに混む時間帯ではない。
この道後温泉本館というのが一番有名。千と千尋のモデルにもなった銭湯である。
神の湯と霊(たま)の湯という2系統があり、それぞれ、①入浴のみ、②2階休憩室利用というパターンが用意されている。さらに霊の湯に限り3階特別個室というのがあるそうだ。
今回は神の湯2階休憩室を選択した。
ここはひとつの2階休憩室に男女相部屋で通され、原則として、男性はそこで浴衣に着替えて脱衣場へ行き入浴。休憩室に戻りお茶などをいただくというスタイル。
ただ、男女同室なので、恥ずかしいのか、男性でも浴衣に着替えない人はいた。
風呂自体はまあ普通である。したがって、休憩室を利用しない場合は楽しみも半分かも。
記念撮影スポットである。
観光案内人みたいな人が昔の服装で待機しており、写真撮影にも応じている。
道後温泉駐車場の一角に空の道というところがあって、道後温泉本館の全景を見渡すことができる。
周りを高層ホテルに囲まれ、地上げに抵抗する古民家みたいな絵になっている。
ほんとは夜までいて雰囲気を楽しみたかったが、ひとりだったこと、まだ5時前だったことから、さっさとホテルに帰ってしまった。
坊っちゃん電車。
松山市内の路面電車軌道を期間限定で走る電車。
あまり数はないが、乗れば思い出になるだろう。
松山から今治までの途中にある農道ループトンネル。
ツーリングマップルに載っていたので寄ってみた。
写真ではわかりづらいが、標識にあるとおり、トンネルを抜けてすぐ左に大きくカーブしてループしながら登っている。