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遡上自転車ツーリング 彦四郎川

折りたたみロードバイクで、鹿児島市の彦四郎川を遡上ツーリングします。

遡上ツーリングとは、暗渠化された川の川筋を、周囲の地形や施設、古地図などで推理していくコナン的遊びです。

グーグルマップなどと共に見ると楽しいかも。

 

彦四郎川は、河口で新川に合流します。

そこでまずは新川河口近くの鶴ケ崎へ。

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鶴ケ崎という地名からして、以前は鶴がいたのでしょう。

この日はカラスしかいませんでした。

 

三和町側から新川を眺めると、彦四郎川の河口を発見!

写真の真ん中左よりの部分です。

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彦四郎川は消防局の地下を流れているようです。

 

反対側に回って消防局入口前で河口方向を撮影。

橋の欄干があり、アスファルトではなくコンクリートになっていることから、この下を彦四郎川が流れていることがわかります。

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同じ場所から、上流方向を撮影。

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さらに上流に進み、河口方向を撮影。

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この後、暗渠となります。

南小学校横の道路が白いコンクリートになっていることから、ここが暗渠化された彦四郎川でしょう。

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国道225号線にぶつかりますが、彦四郎川は少し右に曲がりまた左に戻し、国道下を抜けます。

白いコンクリート部分が彦四郎川の流れです。

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国道を渡り、上流方向を撮影。

さくら病院の横を通ります。

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鹿児島市電の南鹿児島駅と二軒茶屋駅のちょうど中間にある踏切を越えると、再び彦四郎川が現れます。

踏切を越えて河口方向に振り返って撮影。

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写真を見ればわかるように、彦四郎川のこの場所は水が流れていません。

 

さらに遡上します。

なかなかの勾配です。

とはいえ、自転車で鍛えた私ですので、なんなく自転車を下りて歩いて登ります。

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なかなかの落差の堰がありました。

それでもさらに進みます。

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民家が途絶えたうら寂しい駐車場から、紫原(むらさきばる)台地方向を見ると、水が出ている口がみえました。

相当高いところにありますが、あれが彦四郎川のさらに上流部分でしょう。

機会があればまた紫原方面を調査しようと思います。

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ところで、このあたりは以前は「地獄谷」と呼ばれ、江戸時代、罪人の処刑場だったようです。

ネットで昔の地獄谷の写真がありましたが、たしかに不気味な雰囲気でした。

当時、「冷えもんとり」といって、罪人の臓物をとってくるエグい肝試しが行われていたとのこと。

 

ここから少し北に「涙橋」という橋がありますが、そこは罪人と家族が別れ、涙する場所だったことから、涙橋という名前がついたそうです。

 

以上、彦四郎川の遡上レポートでした。