南大隅バイクツーリング2009
1年数か月ぶりに佐多岬に行ってみることにした。
最近、桜島が活発化しており、桜島を走る国道が火山灰で不快なので、桜島フェリーは使わなかった。
そのかわり垂水フェリーで垂水まで渡る。
大浜海水浴場にて、対岸の薩摩半島の開聞岳を望む。
前のバイクであるst250eが青だったので、今回は赤いバイクを買おうかとも思ったが、こうやって空や海と一緒に愛車の写真を撮ると、やっぱり青のバイクにして良かったと思う。
同じ場所からアップで撮影してみる。
パノラマパーク西原台。
根占にある、錦江湾や開聞岳を見渡せる展望台。
国道からちょくちょく看板がある。
ここに着くまでは狭い急勾配の道なので、覚悟しておいた方がいい。
その代り展望は最高である。
陸繋砂州の知林ヶ島が見える。干潮時にのみ歩いて渡ることができる。
カメラを斜めにして撮影しただけだが、水平線がひときわ丸く見える。
水平にして撮影したときよりも全然丸い。
なぜだろう。
数年前まで有料道路だったそうだ。さすがにこの道路で金とるのはあんまりだと思う。
ここを通って佐多岬まで行く。
終点の駐車場に入場券売り場や売店がある。大人300円。最南端到達証明書も105円で売っている。
北緯31度のモニュメント。
車だと素通りしてしまうような陳腐なモニュメントも、バイクで来るとなぜか記念撮影してしまう不思議。
佐多岬展望台。
この日もとても風が強かった。意外と人が多かった。
本土最北端の宗谷岬は、稚内から網走方面への通り道のため、観光客が多いのはわかる。
他方、本土最南端のここ佐多岬は、旅路の途中に立ち寄るというような立地条件にない。細長い大隅半島の突端であり、佐多岬以外にこれといった景勝地はない(南大隅の風力発電所くらいか)。
それでも、「最南端」という言葉はそれなりの魅力があるのだろう。
南大隅ウインドパーク。
わかりにくい道かつ急勾配のくねくね道。
風車がいくつかある。阿蘇の俵山峠といい、手塩のオトンルイ風力発電所といい、野間岬のウインドパークといい、自分は何故か風車好きみたい。
近くで見ると圧倒的にでかい。
プロペラが恐ろしい勢いで回っており、ずっと見ていると恐怖すら感じる。
ここの展望はよく、開聞岳も見える。